京浜急行電鉄は、10月8日に京急ファインテック久里浜事業所で実施する「鉄道事故復旧訓練」に、
見学希望者100名を募集しているそうです。
この訓練は毎年秋に実施されており、今年でもう33回目。
今回は、「崩落した土砂や倒木に衝突して列車が脱線、乗客に負傷者が発生し、
線路・電気・通信設備が損壊した」との想定での訓練を実施。
訓練には京急グループ関係者約200名が参加し、乗務員による初動対応、負傷者の救助や乗客の避難誘導、
脱線した車両の復旧や線路や電気設備などの復旧作業など、一連の対応を実際の車両も用いて確認するそうです。
見学時間は11時頃から15時頃までで、見学者には専用の観覧席と軽食が用意されるそうです。
はがき1枚につき2名まで申込可能(応募は1人1通限りで対象は中学生以上)。
9月12日まで、応募受付しているそうです。当選者にのみ9月下旬に当選通知が届くとのこと。
鉄道好きの方だけでなく、普段電車通勤や通学をされる方は、せひ見学するといいかもしれませんね。
いざというときのために、災害対処の知識を蓄えておいて損はないですよね。

久里浜駅から徒歩20分ほどのところに（そこそこ距離ありますね）
ペリー公園というものがあります。
言わずと知れた、あの黒船のペリーさん。
そのマシュー・ペリー提督の上陸の地である久里浜に、この公園はあります。
園内にはペリー来航を記念して1901年（明治34年）7月14日に米友協会が建立したペリー上陸記念碑を中心に、
ペリー記念館、児童広場があります。
なお、上陸記念碑の碑文「北米合衆国水師提督伯理上陸紀念碑」は伊藤博文の揮毫（きごう）によるものでだそうです。
毎年7月中旬頃、久里浜ペリー祭が行われます。
花火も打ち上げられて盛大です。
ペリー記念館は、横須賀市の市制80周年を記念して1987年に開館したペリーの足跡を記念する記念館です。
建物は2階建てで、館内は1階が受付と黒船来航当時の久里浜周辺の地形と黒船を再現したジオラマ模型の展示、
2階がペリーの久里浜上陸図や当時の絵図といった資料の展示室となっています。
海のそばということで景観もいいですし、今年はもう間に合いませんが来年の夏休みの自由課題に、
ペリーの歴史を学んでみるのはいかがでしょう？

久里浜ではこの夏もたくさんのお祭りが開催されました。
そしてやはり夏のお祭りと言えば花火！ですよね。
まずはペリー祭り。
ペリー来航を記念して行われるお祭りで、花火大会や開国バザール、ペリー上陸記念式典が行われます。
そのほか、ペリー来航160周年パレードの際に作られた、見ごたえ十分の巨大黒船や大砲も登場したそうです。
夜には、総数3500発の花火が久里浜港の複数箇所から打上げられ、スターマイン、ワイドスターマインなどが連発され、
ゴージャスな内容だったようです。海面に映る花火はなんともロマンチックでしょうね。
その後は久里浜駐屯地での納涼祭も。
普段入ることのできない駐屯地でのお祭りは、より非日常を感じられて楽しいかも？
花火は200発ほどですが、敷地が広いので、のんびりゆったり花火を鑑賞することができます。
しかもすぐ間近で上がるので迫力があります。
その他にも八幡神社の八雲祭、若宮神社の例大祭、住吉神社の夏季大祭、久里浜天神社の例大祭など
あちこちでお祭りが開催されています。
来年の夏はぜひ久里浜で過ごしてみてはいかがでしょう？

久里浜港～金谷港を結ぶ東京湾フェリーでは、7/5～9/15の期間、夕方の1便が東京湾納涼船として運航されています。
夏の夕暮れ時、沈む夕日を眺めながら気持ちいい潮風に吹かれて東京湾をクルージング！
飲み放題＋遊覧乗船の「Ａコース」（2,500円）と、料理食べ放題(ビュッフェスタイル）＋飲み放題＋遊覧乗船の
「Ｂコース」（4,000円）を選べるそうです。
Bコースは予約が必要ですが、Aコースなら予約なしでOK！
まだ最後の夏を味わうチャンス！
久里浜港発18時15分→久里浜港着20時と金谷発17時20発→金谷着19時の運航便で行われています。
ゆかたで乗船した女性に限り料金1100円の「ゆかたデー」なども日にち限定で開催されていたり、
週末にはタヒチアンやフラダンスのショーも行われているそうです。
今年もまだ最後の夏を味わうチャンスが残っているかも！？
実施されていない日もありますから要チェック。
のんびりと船から夕焼けを眺める。実にロマンチックですね。

横須賀市久里浜の商店街では、買い物に不自由する高齢者らの自宅を定期的に巡回する
「久里浜おつかい便」というサービスを行っています。
おつかい便は久里浜商店会協同組合に加盟する約２０店舗が参加し、町内会などの紹介を経た約７０世帯を対象にしています。
月曜日と木曜日に定期巡回し、月曜の注文を木曜、木曜の受注を月曜に届ける仕組み。
店頭価格で販売し、売り上げの１割を各店が配送費などとして支出し、消費者には手数料を求めないそうです。
もうこのサービスを初めて１年になるそうです。
「ご用聞き」に加え、安否確認も兼ねているそうで、現状では収益が上がる水準にはなっていませんが、
思いも寄らぬ高額商品を頼まれたり、子育て世代からのニーズがあったりするなどの好材料もあったそうです。
超高齢社会を見据え、息の長い取り組みにしていくようです。
同協同組合の森下守久理事長は「これから超高齢社会に突入するので、本当に困ったときにすぐサポートできるよう、
今からこういう態勢をつくっておくことが全国的にも必要」と説明しています。
さらに、「商店街をご利用いただいた方が多いので、困ったときには恩返しのつもりで支援していきたい」とも。
事業を支援する湘南信用金庫の幹部からは、
「商店街のご用聞きなら、押し売りのような商法に引っ掛かることは絶対にない。お客さんが求めているのは安心だ」と
後押しする声もあるようです。